劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム

 QUARTET NIGHTのコーナーはセクシーで大人なジャズテイストの「DANCING OVER NIGHT」からスタートし、それぞれのソロ曲へ。クールなデジタルサウンドの「ラヴ・エボル」では蒼井さんがダンサーと共に見事なダンスを披露。前野さんは「Steward Dance」でカミュの執事としての魅力を見せ、森久保さんはエネルギッシュな「Alright, All night」をノリノリで歌い上げました。
 さらに森久保さんが「ここでもう一曲、Dancingな曲を踊ってもいいですか?」と声をかけ、蒼井さんと前野さんが再び登場。「みんな一緒に楽しんでね!」と、3人で黒崎蘭丸の「ONLY ONE」に合わせてDancingなステージで観客を魅了しました。

 MCでは「オープニングのST☆RISH7人に鳥肌立ちました!」(森久保さん)、「それを観て泣きそうになりました」(蒼井さん)というところから、ST☆RISHが舞台裏でずっと振りの練習をしていたという話に。前野さんもそうしたST☆RISHの姿に「刺激を受けて、切磋琢磨し合っている」と語りました。
 「少数精鋭だから(練習のスケジュールが)合わせやすい」(森久保さん)というQUARTET NIGHT。しかし、やはり練習自体は大変なようで、森久保さんは体に鞭を打ちつつ鍼も打ったそう。それでも頑張るのは「我々なりに前回を超えたいという想いがある」(森久保さん)からで、前野さんも「リハーサルの度に気合が入っていた」とこれまでの練習を振り返りました。

 「僕らとみんなの絆の歌、一緒に盛り上がりましょー!」の言葉で始まったのは「KIZUNA」。爽やかなメロディとあふれる笑顔で、QUARTET NIGHTコーナーのラストを締めくくった。


 ST☆RISHコーナーは「マジLOVE1000% -RAINBOW STAR ver.-」でスタート。アニメの原点でもあるこの歌は今までのLIVEでも登場しましたが、過去一番多く、揃いの振りが付けられていました! キラキラとしたキャッチーなメロディが印象的な「Shining☆Romance」は、みんなでタオルを振り回しながら楽しく歌い、クールなダンスサウンドの「STAR WISH」はスタンドマイクを使ってセクシーに。楽曲ごとに異なる顔を見せ、7色に光る魅力を存分に発揮したステージとなりました。

 とにかく「楽しい!」という気持ちがあふれ出て、全員がずっとニコニコとしていたST☆RISHのMC。ペンライトでいっぱいの会場を見渡した寺島さんは「みんなの想いがペンライト、拍手で伝わってくる!」とコメント。谷山さんも「(観客が)いっぱい入ってるのって、やっぱりモチベーションを左右する。もう素晴らしい、本当ありがとう!」と感謝を述べました。
 2日目は「俺たちの雑談に付き合ってね!」(宮野さん)の言葉通り、1日目よりもさらにくだけたトークが展開。コントのようなやり取りも飛び出し、「メットライフドーム全体が楽屋みたい(笑)」(諏訪部さん)、「何でこんな大きな会場なのに(話しているノリが)変わらないの!?」(下野さん)と、自分たちでツッコミを入れる場面も。
 また、マジLOVELIVE恒例のうた☆プリ諜報部の鈴村さんから「マジLOVELIVE 7th STAGE」Blu-ray&DVD発売決定と、テレビアニメ1時間スペシャル制作決定を発表! テレビアニメは『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム』から『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』を繋ぐ完全新作ということで、キャスト陣からも喜びの声が上がりました。
 ちなみに2日目の「うた☆プリ情報局」では、鈴村さんが「(1日目で発表された内容を)一回忘れてね。“忘れてビーム”出すから!」と観客にお願い。その後もトークが滑ったり、挨拶を出とちったりする度に、“忘れてビーム”が使用されることに。「みんな忘れたー?」という問いかけに思いっきりペンライトを振る観客を見て、鳥海さんは「うた☆プリまで忘れちゃってるかも(笑)」と心配していました。

 笑いが絶えないMCから一転、ST☆RISHコーナーのラストを飾るのは「WE ARE ST☆RISH!!」。静かな歌いだし&美しいハーモニーで会場中の観客をグッと引き込む姿は、まさにテレビアニメ4期の決戦ライブで披露したステージそのものでした。



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